採点方法がよく分からなかったです
ここ数年、紅白歌合戦を必ず見ます。民放もこれと言って観たい番組もないというのか理由でしたが、昨年は見たいアーティストがいたからです。
ずばり、THE YELLOW MONKEYが見たかったのです。2016年に再結成し、紅白にも選出されました。
名曲「JAM」を歌うというのでとても楽しみにしていました。
タイムテーブルは発表されていましたが、違うコーナーでも出てくるかもしれないと思い、最初から見ました。 いろいろと言われていますけど、個人的には面白かったです。
裏トークとか、渡辺直美のネット動画も面白かったですね。それぞれの歌手の演出も凝っていて良かったです。自分はイエローモンキーが見たくて見ていたわけですから、やはりイエローモンキーが一番良かったと思っています。
凝った演出もありませんでしたが、メッセージ性の高い曲を国民に披露するにはあれが一番だったと思います。 ただ、勝敗の採点方法がよく分かりませんでしたね。 会場、視聴者ともに白組有利だったのに、紅組が優勝となってしまいました。
要するに、審査員は紅組に投票したのでしょうが、視聴者や会場の人数を考えると、大勢の人が白組がよかったと感じていたと言うことです。 もう少し考慮してほしいなと思いました。
注目度が高かった2016年の紅白歌合戦
昨年の紅白歌合戦は何かと話題になる事が多かったですよね。初出場枠としてKinKi KidsやPUFFY、映画の主題歌で話題になったRADWIMPSなど。そして再結成し初出場のTHE YELLOW MONKEY。
今さら感が否めないアーティストが多かったですが、個人的には子供の頃に聞いていた方達だったので、今まで出場してなかった事に驚きでしたし、逆に新鮮な感じで良かったと思いました。 ピコ太郎やRADIO FISH、渡辺直美などの芸人枠も増えましたね。応援団として毎年旬な芸人などが出ているイメージですが、今回は一アーティストとして出られてましたね。
アリなのか?と問われると難しい所ですが、子供から大人まで楽しめる紅白歌合戦と思えば悪くは無かったですね。 ゴジラのくだりが必要だったのかと正直思いました。
映画を見ていない人からすると話の流れがよく分かりませんでしたし、結局何だったのか?という感じでした。 また、星野源さんの恋ダンスもひらまささんとみくりさんの共演に期待しましたが、ちょっと残念でしたね。
でもみくりさんの照れながら踊る姿もとても可愛くて良かったです。 個人的にはやはりSMAPですね。ラストステージに...とは考えませんでしたが、あれだけの国民的アイドルでしたから、紅白のステージにいる事が当たり前だったので、締まりがないなぁなんて感じました。
毎年特に何も期待もしてないのですが、今回は話題が目白押しだったので、わりと真剣に見てしまいましたね。
意外だった視聴率 40%オーバー
2016年の紅白歌合戦については、演出が万人向けでない、コラボ相手が意味不明.やりとりがつまらない、そして何より審査員と視聴者の乖離が大問題。などといまだにギクシャクしているような印象があります。
確かに話題性としては前回の方がインパクトのある面々でしたし、今回は SMAPの解散騒動と不出場というニュースもありましたからむしろマイナスなイメージ。
しかしフタを開けてみれば、第二部では前年比で1%アップし 40%の大台復帰(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と数字だけなら十分な合格点となりました。
もちろん前回は前回で、楽曲としてはかなりサブカル寄りに走った紅白歌合戦だったのは間違いないわけで、それでも数字的には1%しか違わなかったと言うこともできます。
それもこれも、終わり良ければ全て良しと言う言葉もありますが、やはり会場や視聴者の票を圧倒的大差で覆す審査員票が後味を悪くした。これが全てではないかとは思います。